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久保田烈工 作陶展

2015年3月4日(水)から10日(火)まで、
「青白磁・白磁・萌磁 久保田烈工 作陶展を開催しています。
 
久保田烈工(れっこう)先生は、熊本県人吉に悠斗窯(ゆうとがま)を構えていらっしゃいます。
鹿児島での個展は今回が初めてとのこと。
そしてエムズギャラリーでも県外の作家の先生の個展をするのは
実は初めてのことです。
 
久保田先生が作っていらっしゃるのは、青白磁、白磁、そして「萌磁」。
萌磁という言葉を初めて見た方も多いのでは?
青白磁を半艶消しにしたもので、柔らかな色が萌黄色を連想させたことから
先生が名付けた、新しい磁器の名前だそうです。
 
 
 
2015久保田先生1
こちらは今回のご案内ハガキに掲載された「青白磁流線文扁壺」。
磁器らしい、キリリとした清潔感、緊張感のようなものが漂う中に
柔らかい印象も受けます。
流れるようなこの線文は、先生が彫刻刀で削って作り出しています。
緩やかな流線文は、シルクの布をたわませたようにも見え、
葉っぱの葉脈、鳥の羽の広げた様子、いろいろなものに見えてきます。
 
 
 
 
 
2015久保田先生3
徳利とぐい吞みも、どれも同じ形はありません。 
特にぐい呑みは、一見どれも本当にシンプルな形をしているのですが
足の部分、底の部分がとても凝った形になっています。
使いやすさと、先生の造形へのこだわりとを感じます。
徳利は、初めて見た時にスタッフが「貴婦人みたいな形の作品!」と
言っていましたが、本当に素敵なドレスをまとっているようです。
 
 
 
 

 
2015久保田先生5
こちらが萌磁の作品。
写真ではちょっと伝わりにくいですが、青白磁のものに比べて
少しマットな質感で、色も淡い萌黄色をしています。
そして、まぁるく膨らんでスッと上に伸びた美しい形!
何も奇を衒ったりしていないからこそ、形が際立ちます。 
 
 
 
 
 
2015久保田先生4
こちらは「釉象嵌線彫文壺」。
象嵌はよく見られる技法ですが、この作品は「釉象嵌」 です。
「乾燥した生地に線彫文を施し、素焼きして釉薬をかけて所々をカンナでそぎ落とし、
そこに濃く発色する釉薬を塗り、濃淡の色合いを表現したもの」だそうです。
聞いただけでも、ものすごい手間と時間、そして技術が必要なことがわかります。
同じ色の濃淡で生まれる絶妙なグラデーション、「きれい」の一言です。
 
 
 
 
 
2015久保田先生7
普段の食卓で愛用したい、カップや器もおすすめです。
とても軽く、無駄な部分がそぎ落とされた使いやすい形です。
3月6日の南日本新聞の朝刊にこの個展の記事が掲載され、その中に
「クールな印象がある磁器だが、自然なゆがみや柔らかさを感じてもらえれば」
という先生のコメントがありました。
どの作品もまさにそのとおり、整った形の中に、先生の描く柔らかい線文で
なんともほっこりした優しい作品に感じられます。
 
 
「久保田烈工 作陶展」、3月10日(火)までの開催です。
どうぞお見逃しなく♪
会期中は毎日先生もギャラリーにいらっしゃいます。
ぜひ先生ともお話をされてみてくださいね!
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