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~初代歌川広重を中心に~ 浮世絵展

2015年2月10日(火)から17日(火)まで、
「~初代歌川広重作品を中心に~ 浮世絵展」を開催しています。

いろいろなジャンルの展覧会をこれまで企画してきましたが、
浮世絵展は今回初めて!
江戸時代に製作された貴重な木版画や、復刻版として新しく制作されたものまで
約40点を展示販売しています。

これまでなぜ浮世絵展をしなかったのかというと、
どういった作品かというのを見極めるのが非常に難しいジャンルだからです。
よくお客様に「これは本物?」とたずねられますが、
鑑定書がつかない浮世絵の世界では何をもって本物とするのか、
なかなか難しいところ。
江戸当時に刷られたものであっても、初版や改刻されたもの、後刷りのものとたくさんあり、
どれも「本物」といえますがとっても複雑です。

どれがどういった作品なのか、お気軽におたずねくださいね♪
 
 
 
 
2015浮世絵展3
歌川広重 東海道五十三次「土山」初版です。
全部で55点ある東海道五十三次シリーズの中でも、
雨が降っているものは少なく、人気があります。
浮世絵は日本では美術品としてとらえられていなかったため
きれいな状態で残っているものは貴重です。
一方ヨーロッパでは価値のある作品として扱われたため
保存状態がいいものも多くあります。
この作品も実はヨーロッパから日本に買い戻されたもの。





2015浮世絵展5
歌川広重 名所江戸百景「王子装束ゑの木大晦日狐火」。
暗やみの中に真っ白い狐がたくさん集まっている面白い絵柄です。
東京都北区の王子の王子稲荷は、稲荷神の統領、
そして狐火の名所として知られていました。
大晦日になると、関東全域から狐が王子のエノキの木の下に集まって
正装を整えて王子稲荷へ参殿したそうです。
名所江戸百景の他の作品と違って、言い伝えのようなものを描いた作品です。





2015浮世絵展2
初代歌川豊国のうちわ絵です。
現代でも夏にはかわいらしい和柄のうちわやお店の広告うちわなど
色々な柄のものを見かけます。
うちわ用の作画は、1684年には行われていたというからびっくり!
当初円型だったうちわ絵は、1804年頃からは現在のような横長の楕円形に。
小さな楕円という限られたスペースで、効果的な構図を生み出すのは簡単ではなく、
当時の浮世絵師たちの腕の見せ所だったのだとか。





2015浮世絵展1
川瀬巴水 東京二十景「根津権現の雪」初版です。
「昭和の広重」「最後の浮世絵師」と称された川瀬巴水は、
風景画、特に雪景で広く知られます。
日本はもちろん、海外でもその人気は今日も衰えていません。
先月(?)、日曜美術館で特集されたことで、一気にファンになった!
という方も多くいらっしゃるようです。
時代が移り変わり行く中で、巴水の描いたたくさんの風景画は、
江戸の浮世絵とはまた一味違った魅力があります。





2015浮世絵展6
こちらは東洲斎写楽の役者絵、復刻版です。
復刻版とは、近年新しく版木を彫り、そして摺ったもの。
線や発色は、江戸時代のものよりも鮮やかなので、
絵柄自体を楽しみたい方、気軽にインテリアとして飾りたい方にはおすすめ!
もちろん木版画なので、印刷とはまったく違う色の重なりが楽しめます。
背景には、黒雲母や白雲母を粉末にしたものが使われており、
キラキラとした「きら摺り」となっています。



…説明が長くなってしまいましたが、「浮世絵」というジャンル、
とっても楽しくそして奥が深い世界です。
2月17日(火)までの開催ですので、ぜひお越しくださいね♪
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