M’sギャラリー
鹿児島市さつま屋2階の、M’sギャラリー 企画やイベントの内容などを、スタッフがお知らせいたします。
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後藤純男 版画展 ~古都の静寂~
2015年5月21日(木)から6月3日(水)まで、
「後藤純男 版画展 ~古都の静寂~」を開催しています。
日本画家の巨匠、後藤純男先生の版画を集めた展覧会、今回が初めてです。
2002年に北海道上富良野に開設された後藤純男美術館の協賛により、
美術館が所有する版画作品を展示・販売しています。
サブタイトル「古都の静寂」とあるように、後藤純男先生の代表的なモチーフの
京都、奈良、鎌倉の風景画を中心とした約30点をご覧いただけます。
では、私の好きな作品をいくつかご紹介しますね♪

こちらは今回のご案内ハガキになった作品。
紅葉の色がとっても美しい、日本ならではの美が感じられます。
版画展を開催するとよく「えーっ、これが版画なの?肉筆じゃなくて?」と言われますが
今回はその言葉を本当によくお客様から聞きました。
それだけ色を多く使い、摺る順番にもこだわって作っているということだと思います。

金閣寺、緑が茂っているので夏でしょうか?
木々の部分は、ほんの少しずつ違った色が幾重にも重なっていて
奥行き、立体感があります。
水面にぼんやりと映った金閣寺、奥にある木の影…
こんなところまでよく版画で表現できるなぁと感動します。

金色に輝く富士山と、深い藍色の空がきれいな作品。
富士山はやはり迫力があり、縁起のいい感じがしますね。
手前の松と霞がかかった様子が、遠く高くそびえたっているのを強調しています。
夜明けに日があたりはじめるころ、実際に金色に見えることがあるそうです。
「黄金富士(こがねふじ)」と呼ばれるそうです。

こちらは春、桜が満開です。
上の富士山と金閣寺のようなキリリとした色合いもいいですが、
このぼんやりとした淡い色合いも、作品全体が春らしい感じがして好きです。
後藤純男さんと言えば、この作品のようにお寺を描いた作品が多いですよね。
経歴を見てみると、お父様が真言宗の住職だったそうです。
だからお寺の絵が多い…のかはわかりませんが、少しは関係しているのかも??

冬の嵐山、渡月橋を描いた作品です。
実は私、今回の展覧会で描かれている場所のほとんどがどこか知らず、
もちろん行ったこともない場所ばかり。
絵だけでももちろん美しさは味わえますが、実際に見たところ、行ったところだと
その感動も違ってきますよね。
「日本の名所を1年かけて旅行したような気分になったよ」とおっしゃったお客様が
いらっしゃいましたが、本当にそんな気持ちになります。
6月3日(水)までの開催です。
ぜひご覧くださいね!
「後藤純男 版画展 ~古都の静寂~」を開催しています。
日本画家の巨匠、後藤純男先生の版画を集めた展覧会、今回が初めてです。
2002年に北海道上富良野に開設された後藤純男美術館の協賛により、
美術館が所有する版画作品を展示・販売しています。
サブタイトル「古都の静寂」とあるように、後藤純男先生の代表的なモチーフの
京都、奈良、鎌倉の風景画を中心とした約30点をご覧いただけます。
では、私の好きな作品をいくつかご紹介しますね♪

こちらは今回のご案内ハガキになった作品。
紅葉の色がとっても美しい、日本ならではの美が感じられます。
版画展を開催するとよく「えーっ、これが版画なの?肉筆じゃなくて?」と言われますが
今回はその言葉を本当によくお客様から聞きました。
それだけ色を多く使い、摺る順番にもこだわって作っているということだと思います。

金閣寺、緑が茂っているので夏でしょうか?
木々の部分は、ほんの少しずつ違った色が幾重にも重なっていて
奥行き、立体感があります。
水面にぼんやりと映った金閣寺、奥にある木の影…
こんなところまでよく版画で表現できるなぁと感動します。

金色に輝く富士山と、深い藍色の空がきれいな作品。
富士山はやはり迫力があり、縁起のいい感じがしますね。
手前の松と霞がかかった様子が、遠く高くそびえたっているのを強調しています。
夜明けに日があたりはじめるころ、実際に金色に見えることがあるそうです。
「黄金富士(こがねふじ)」と呼ばれるそうです。

こちらは春、桜が満開です。
上の富士山と金閣寺のようなキリリとした色合いもいいですが、
このぼんやりとした淡い色合いも、作品全体が春らしい感じがして好きです。
後藤純男さんと言えば、この作品のようにお寺を描いた作品が多いですよね。
経歴を見てみると、お父様が真言宗の住職だったそうです。
だからお寺の絵が多い…のかはわかりませんが、少しは関係しているのかも??

冬の嵐山、渡月橋を描いた作品です。
実は私、今回の展覧会で描かれている場所のほとんどがどこか知らず、
もちろん行ったこともない場所ばかり。
絵だけでももちろん美しさは味わえますが、実際に見たところ、行ったところだと
その感動も違ってきますよね。
「日本の名所を1年かけて旅行したような気分になったよ」とおっしゃったお客様が
いらっしゃいましたが、本当にそんな気持ちになります。
6月3日(水)までの開催です。
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